ひなた2016年11月号
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 JA長崎せいひは新しい農産物集出荷施設として「長与集出荷施設」を西彼杵郡長与町に建設し、9月16日に落成式を開いた。長与町の主要農産物であるミカン、イチジク、キウイなどの発信拠点として期待される。 建設地には長与町の農産物の出荷拠点として選果場があり、昭和50年代には多くの農産物を市場へ流通させ、長与みかんのブランド普及の中心的な役割を担ってきた。しかし老朽化に伴う施設の安全性や、地域の市街地化などの環境の変化に対応するべく新たな施設の必要性が高まり、平成28年8月31日に同施設が完成。敷地面積は1,893.01㎡。長与町の農家が生産するミカンやイチジク、キウイなどの農産物が集められる。 落成式には工事に携わる建設会社の関係者や生産部会、農協の役職員など約40人が出席。野口良德組合長は「この施設は長与町の農業振興の拠点となる施設である。部会の皆様にも目いっぱい使っていただき、文化と交流の拠点としても活用して欲しい。農業・文化の発展拠点となるようJAも全力を尽くす」と挨拶した。 ことのうみ柑橘部会は、9月14日諫早市多良見町の多良見多目的研修館で生産者大会を開いた。7月の柑橘部会生産者大会で掲げた「中玉果生産」「腐敗果ゼロ」「品質向上対策の徹底」「適期・適正管理」の4つに加え、計画集出荷の徹底を図り、部会員一人一人が部会の決定事項を尊重して実行することを決議した。 同部会は部会員約650人で構成し、平成28年産温州ミカンの生産量は1万2,410㌧を見込んでいる。梅雨明け後の高温・少雨の影響で現在小玉果傾向にあるが、仕上げ摘果・樹上選果の徹底により小玉果の一掃に取り組む。秋雨対策や腐敗防止対策も徹底し安心・安全な商品の提供と計画出荷の徹底による市場への安定供給を目指す。大会で決議した生産対策や販売対策を部会員一丸となって取り組むことを確認し、最後はガンバロー三唱で団結した。 大会には県や市、市場関係者、JAの役職員など約180人が出席。山口賢剛部会長は「最需要期である12月に量を確保することで信頼復興と銘柄確立につながる。秋雨による品質低下が心配であるが、きめ細やかな管理を行い、最後まで気を抜かずに頑張ろう」と挨拶。野口良德組合長は「高いミカンを安定的に売るために、安定的な収穫と出荷を頑張って欲しい」と激励した。 小迎みかん選果場で9月27日、極早生ミカンの出荷が始まった。全体的に小玉果傾向にあるものの平年よりも糖度が高く、順調な仕上がりとなっている。出荷は10月中旬にピークを迎え、10月30日頃まで続く見込みだ。 昨年は腐敗果を多く出したことの反省から、万全の腐敗果対策で臨んだ初選果。産地の信用を取り戻すため、管内の生産農家が一丸となって防腐剤の徹底や、裂果した果実の除去に取り組んできた。梅雨明け後の干ばつの影響で小玉果傾向にあるものの、糖度が高く良質な仕上がりとなった。伊木力みかん選果場でも29日に選果を開始。全体では10月30日頃まで出荷が続き、出荷量2,465㌧を見込んでいる。 27日の初選果では「岩崎早生」など約50㌧を選果して東京の市場に出荷。10月1日に関東で初売りを行った。11月初旬には早生ミカンの出荷開始を予定している。画出荷へ向けガンバロー三唱で部会員団結早生ミカン出荷スタート計極落成式でのテープカット(9月16日 西彼杵郡長与町=JA長与集出荷施設)農業と文化の拠点に新集出荷施設完成力強いガンバロー三唱で団結(9月14日 諫早市多良見町=多良見多目的研修館)傷が無いか丁寧に確認9月27日 西海市西彼町=小迎みかん選果場)102016ひなたひつきつレポート

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