ひなた2017年5月号
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 長崎ハウスびわ部会は3月8日、長崎市茂木町の茂木支店集出荷場で「2017年産ハウスびわ出発式」を開いた。本年産は10月14日時点で94%と過去最高の着房率であったが、秋から冬にかけての天候不順の影響で出荷量は昨年の91%の146.8㌧を見込む。昨年より1~2週間遅い出荷となったが、糖度は13度から15度と高く、外観の良いまるまるとした立派なビワとなった。ピークは4月中旬から下旬と予想。3月はこまめな換気を行うことで傷害果の発生を極力抑え、露地ビワとのスムーズなリレー出荷で「長崎びわ」の計画的安定供給に努める。 同部会山崎道男部会長は「近年にない立派なビワができている。今後の管理をしっかりとし、品質のよいビワを出荷しよう」と呼びかけた。平成29年はビワ共販100周年にあたり、毎年長崎市で開く「びわフェスタ」に加え、首都圏でもイベントを行い消費拡大とブランドの浸透を図る予定だ。 大瀬戸野菜部会は3月22日、西海市大瀬戸町の多以良営業所で野菜栽培講習会を開いた。大瀬戸町に住む人を対象に定年退職後に本格的に野菜を作り始めたい人や、野菜の栽培を一から勉強したい人、新しく農業を始めたい人などを募集し15人が集まった。 同講習会は同部会の初めての試みで、県や西海市の協力を得て開講した。多以良地区を含む大瀬戸地区全体において、農業者の高齢化等により農業放棄地が増加する一方で農業者の数は減少。しかし家庭菜園等を行う人は食の安全性を求める風潮もあり増加していると考え、地域の人に少しでも農業に興味を持ってもらい、JAも一体となって農業振興を図ることを目的に企画した。初心者の野菜作りの一助になればとの考えから講座内容を計画。野菜作りの基本から販売までを県の職員やJA営農指導員から楽しく学ぶことができる。初回となる今回は県央振興局西海事務所より「主要野菜の基礎、土壌改良と施肥について」をテーマに、土づくりの基本や野菜の基礎知識、種のまき方や定植のポイント、病害虫や資材に関することなど基本的な知識を幅広く学んだ。また、座学だけではなく実際に畑に出て学んだことを確かめた。 期間は3月から5月で、月に1回、中旬頃の水曜日午前9時から11時を予定する。4月の第2回目は「病害虫防除と農薬等の取扱いについて」、5月の第3回目は「農機具の安全講習について」の講座を行う計画だ。ハ大ウスビワ本格出荷に向けて始動瀬戸野菜部会が野菜栽培講習会を開講畑に出て講習を受ける参加者(3月22日 西海市大瀬戸町)「ビワの葉茶」で乾杯する関係者(3月8日 長崎市茂木町=茂木支店集出荷場)102017ひなたこの日は95ケースのビワが出荷されたひつきつレポート

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