ひなた2017年12月号
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122017ひなた※詳しくは最寄りの支店の営農指導員へお問い合わせください。 情  報12月コンパニオンプランツについて野  菜1、コンパニオンプランツとは 種類の違う植物同士を近くに植えることによって「病害虫の発生を防ぐ」「生育が良くなる」「食用植物の風味が増す」など、互いに良い影響を及ぼしあい共栄する植物のことを指します。 野菜やハーブといった食用植物にはできるだけ農薬を使いたくない…、そんな思いから自然農薬とともに古くから試みられている方法です。 これらは長い年月にわたり経験と観察を積み重ねて伝えられてきたもので、いわば民間療法のようなものです。 市販の農薬のように「効果テキメン!」とはいきませんが、少しでも農薬を減らしたいと考えているのなら、コンパニオンプランツを試してみてはいかがでしょう?2、効果のある組み合わせ効果のある野菜効 果 ・ 効 用オレガノカボチャ、キュウリ、メロンつる性の野菜と相性が良く風味も良くなる。カモミール玉ねぎ、キャベツ、  カブ、ハクサイ、   ブロッコリー玉ねぎやアブラナ科野菜の生育を促進させ、風味を良くする。また、天敵のカマキリ、てんとう虫をすまわせる事でモンシロチョウやアブラムシを駆除。ガーリック植物全般、トマト、  バラガーリックの強い香りが、病原菌を殺菌。また、香りによって害虫全般を寄せ付けない。特にアブラムシの防除に効果がある他、バラなどの樹皮を食べるキクイムシにも効く。豆科の野菜、イチゴ類とは相性が悪い。コリアンダー植物全般、キャベツ、トマト、レタスアブラムシ、コナガの防除に効果がある。セージキャベツ、トマト、  ローズマリー、ニンジンアブラナ科の植物にモンシロチョウが卵を産み付けるのを防ぎ、風味を良くしてくれる。また、有害となる飛翔昆虫を寄せ付けない。キュウリと相性が悪い。チャイブトマト、レタス、   エンドウ、ニンジン囮となりアブラムシを防ぐ。野菜の生育を促進させ、風味を良くする。バラの黒星病を防ぐ。またバラにつくアリマキを遠ざける効果もある。ディルキャベツなどのアブラナ科の植物全般、  トウモロコシ、   キュウリアブラムシの天敵(ハナアブ、クサカゲロウなど)を呼びよせ、アブラムシの害から植物を守る。キャベツ、レタス、トウモロコシ、キュウリの生育を促進させ風味を良くする。ニンジン、フェンネルとの混植は種子の形成を妨げるので交雑を避ける。パセリトマト、アスパラガス、ニンジン生育を助け、風味を良くする。レモンバームトマトハチをよび、受粉を助けるなど生育を助け、風味を良くする。ミント類キャベツ・ラディッシュなどアブラナ科の植物、トマトなど野菜全般ミントの香りを害虫が嫌い、寄りつかなくなる。殺菌効果があり、植物全般に有効であるとされる。アブラムシ、モンシロチョウ、毛虫などの害虫を遠ざける。センチュウにも効果がある。トマトやキャベツなどの風味を良くする。ミント類は繁殖が旺盛であるため、他の植物との混植は難しい。「香り」による効果の場合、鉢植えとし近くに置くのも手である。

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