ひなた2018年1月号
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62018ひなたビワ共同販売100周年歴史を刻み次を見つめる記念大会 ビワの共同販売が100周年を迎えたことを記念し、生産者をはじめ県や市、JA全農ながさき、JA長崎せいひなどでつくるびわ共販百周年記念行事委員会は、11月9日に長崎市風頭町の矢太樓南館で記念式典を開きました。これまでの歴史を振り返ると共に今後の産地計画を発表し、品質の向上や安定生産に向け関係機関が団結しました。 江戸時代に中国から伝わった「茂木びわ」は、1917(大正6)年に茂木枇杷共同販売組合による共同販売が開始され、今日のJA長崎せいひまで引き継がれてきました。今大会はその100周年を記念し、これまでを振り返りつつ昨年産の大寒波の被害からの復興を示すと共に、これからの産地基盤強化の為に関係機関が一体となることが目的です。 式典ではビワづくりや産地の発展に尽力した功労者ら9人を表彰したほか、ビワの日本一の産地になるまでの発展やそれに伴う組織の歴史、自然災害からの復興の歴史などを振り返りました。優良事例発表では、長崎びわ部会の生産委員長である森純幸さんが「なつたより」(2009年に品集登録)と簡易ハウスの積極的な導入による、品質の良いビワづくりと災害に強い産地づくりを目指す活動を紹介しました。産地復興計画発表では来年からの5か年計画として、今後を担う人材の育成や、生産技術の統一、「なつたより」生産者の組織化、簡易ハウスの導入、基盤整備などの生産面での向上と、販売力の強化などを焦点に具体的なプランを発表しました。特に「なつたより」においては現在の40㌶から60㌶へと面積拡大を目指し、「なつたより」を中心に簡易ハウスも2.7㌶から6.0㌶に拡大する計画です。最後は生産者を代表して大崎びわ部会の山崎和臣さんが今後の生産に向け決意表明しました。 式典には生産者ら約280人が出席しました。同委員会の委員長を務める野口良德組合長は「今大会は今後100年間何をするべきか考える大会である。災害被害、担い手や労働力の不足など、ビワを取り巻く環境が厳しい中で、JAとしても前向きに前進する」とあいさつしました。森純幸さんの優良事例発表山崎和臣さんが決意表明決意表明を拍手で承認する出席者ら表彰を受けた功労者の1人である山﨑利男さん長崎農業協同組合で代表理事組合長を務めた茂木支店集出荷場横に建てた記念碑9日記念式典前に除幕式を開いた

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