ひなた2018年6月号
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122018ひなた※詳しくは最寄りの支店の営農指導員へお問い合わせください。 情  報6月育苗期後半~田植えまでの管理ポイント●育苗管理 ※育苗の失敗回避のため、播種前の籾は必ずはと胸状態にしましょう。 ◦健苗育成の為、出芽は長くなりすぎないようにしてください。 ◦緑化:苗長1cmになったら緑化にうつる。(緑化期間2~3日)  緑化期の苗は温度管理、特に夜の低温・昼間の高温に注意しましょう。 ◦硬化:出芽揃後苗長3~5cmでシートを除去し硬化に入る。  ※にこまるは徒長しやすいので苗長2.5cmで硬化に入る。 ◦水管理:育苗後半のかん水は午前中の実施を心がけ、特に水のやりすぎに注意し枝根が多く吸水力の強い活着力のある苗に仕上げましょう。  かん水については、両端が乾燥しやすいので注意してください。●土つくり・施肥 ◦土壌改良剤は土に馴染む前に入水すると流亡してしまうので、遅くとも入水2週間前までに投入して土と十分混ぜてください。  (土壌改良資材)堆肥等の有機物を投入していない圃場は「とれミン」を使用。 80kg/10a         秋落ち圃場は「鉄カリン」を使用。 80kg/10a ◦施肥の過剰投入は、田植え後の初期成育や根張りが悪く軟弱気味となり、後半の肥培管理が難しくなる等の問題があるので、やや控えめにして確実に穂肥が実施できるようにしてください。施肥基準(kg/10a) 品 種肥 料 名基肥穂肥成 分 量窒素リン酸カリヒノヒカリにこまる(目標収量)480~500kgBB862号507.68.09.0BBヒカリNK1号30基肥一発BBLPヒノヒカリ456.87.74.5BBLPにこまる2号456.85.45.4施肥時期◦基肥基肥施用後3日以内に代掻きをする。◦穂肥出穂前10日前頃(ヒノヒカリ)出穂前10日前頃(にこまる)(注)基肥一発施肥で肥切れの場合は、穂肥として出穂10日前頃にBBヒカリNK1号を10kg/10a程度施用する。●田植え【ヒノヒカリ・にこまる】 ◦高温障害等を避ける為、適正時期に移植しましょう。 ◦1株植え付け本数が増えると過繁茂になり、茎が細く倒伏・病気等の弊害が出やすくなります。株当たり3本程度定植厳守をお願いします。 ◦補植は2株以上欠株がある場合のみ行い、株当たり本数を増やす事は行わないでください。どうしても補植を行う場合は除草剤散布前に終わらせてください。また、補植苗をいつまでも水田の端においてありますが、病害虫発生の原因となりますので、補植が終わったら速やかに処分を行ってください。   現在、ビルダーフェルテラチェス箱粒剤(50g/箱)が導入されていますが、コブノメイガ(ハマキ)等への残留効果が長い剤です。十分効果を高める為に田植えの3日前から50gを箱に散布してください。※50gより少ないと効果が出にくいため。   近年、クログワイ・ホタルイ・オモダカ等の地下茎、球根がある雑草が増えており、水田を巡回したときに場所によっては、雑草が蔓延る圃場も散見されます。   除草剤の十分な効果を出す為、溜水をする必要があります。除草剤の効果等については剤の特徴(初期・中期・後期)がありますので、使用については、各営農センター・支店の指導員にご相談ください。商品紹介商  品  名価格容量使 い 方備  考ビルダーフェルテラチェス箱粒剤3,620円1kg育苗箱1箱50g緑化期からの箱処理デジタルバウアー箱粒剤3,510円1kg育苗箱1箱50g田植3日前の箱処理鉄カリン2,610円20kg80kg/10a土壌改良剤とれミン2,410円20kg80kg/10a土壌改良剤BB862号2,610円20kg50kg/10a基肥BBヒカリNK1号1,780円20kg30kg/10a穂肥(追肥)BBLPヒノヒカリ3,170円20kg45kg/10a基肥一発BBLPにこまる2号3,030円20kg45kg/10a基肥一発6月の果樹園管理◎柑橘○夏肥の施用(着果量が多い樹等、まだ夏肥を施用していない場合は至急施用してください。)品 種時 期肥料名施用量早生・中生・させぼ・普通6月上旬みかん1号(みかん夏肥1号)3.5袋(2.0袋)高糖度系6月上旬みかん1号(みかん夏肥1号)4.0袋(2.0袋)○粗摘果の実施 本年は着果のバラつきはありますが、着果の多い樹から小玉果にならないよう早めに摘果を始めてください。(肥大が劣る内、裾、懐部分の果実を中心に摘果を行い、斜め上向き及び水平枝の肥大の良い果実を残します。)労力不足の為薬剤摘果を行う場合は、使用方法・時期等、各機関の指導を受けてください。 ※着果過多園では、次年度着花確保対策として枝別並びに樹冠上部全摘果(極早生除く)を行ってください。○病害虫防除6月対象病害虫使用薬剤使用農薬注意事項上旬黒点病スリップスカミキリムシハダニペンコゼブ(水)又はジマンダイセン(水)エクシレルSEアタックオイル400~600倍5,000倍 150倍◦ペンコゼブ又はジマンダイセンを中晩柑に使用する場合は600倍で使用する。◦アカマルカイガラムシ多発園では、アプロード(水)1,000倍を散布する。6月対象病害虫使用薬剤使用農薬注意事項下旬黒点病サビダニスリップスカイガラムシ類カミキリムシペンコゼブ(水)又はジマンダイセン(水)サンマイト(水)スプラサイド(乳)40〔アビオンE1,000倍加用〕※カルシウム剤散布400~600倍3,000倍1,500倍◦ペンコゼブ又はジマンダイセンを中晩柑に使用する場合は600倍で使用する。◦ナメクジ類多発園ではマイキラー200倍を散布する。◦サンマイト(水)で目等に刺激がある人は、ダニトロン(FL)2,000倍を散布する。○マルチ被覆 品質向上を図る為、計画的にマルチ被覆を行ってください。◎露地びわ○礼肥の施用 礼肥は樹勢を回復させるとともに、新梢の発生を促す為に施用してください。○縮・間伐の実施 隣の樹と枝が重なり混み合ってきた園では収穫後、新梢の発生を促し、翌年の結果枝を確保する為に縮・間伐を実施してください。縮・間伐を実施する場合には必ず誘引と一緒に行い、受光体制を良くしてください。密植になると作業がしにくくなるだけではなく、風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすくなります。間伐を行い高品質の果実生産に努めましょう。(樹の中の混み合った部分も同じ考え方)○病害虫防除6月対象病害虫使用薬剤使用農薬注意事項上旬ナシマルカイガラムシアタックオイル50倍日中の高温時は避ける。中旬がんしゅ病・灰斑病ナシヒメシンクイカスミンボルドーパダンSG(水溶)1,000倍1,500倍高温時・長時間散布は避ける。果  樹(総合)水  稲

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