作業を受託し高齢農家の手助けを 農薬散布用「ドローン」を購入
 投稿日時: 2017-10-05 (204 ヒット)

田に入ることなく防除ができる
(7月28日 長崎市長浦町)

 琴海青壮年部は今年度農業用マルチコプター(ドローン)を購入し、7月28日に琴海支店管内の農地で防除実験を行った。従来の動力噴霧器よりも効率よく、ヘリ防除と比べても低コストで農薬が散布できる。今後は高齢者を中心に防除作業を受託することで、耕作放棄水田の増加に歯止めをかけるねらいだ。

 同青年部は管内の耕作水田の減少対策として、田植え、稲刈り等の農作業受託事業を行っているが、これまで防除作業に関しては手作業では労力が足りずに請け負うことができなかった。ドローンの購入により防除作業も受託できるようになることで、労力の大きな作業である田植え、防除、稲刈りのトータルでのサポートが可能となる。機種は農林水産航空協会の性能確認を受けた株式会社エンルートのザイオンAC940-Dで、タンク容量は5㍑。10㌃あたり平均2分で防除を終えることができる。実際に農薬を散布するには国土交通大臣の許可が必要であり、危険物輸送と物件投下の免許も必要となる。同青年部員も講習等を受け、安全に操縦するための対策は万全だ。

 防除実験には同青年部員や関係者ら約20人が参加。性能や安全性などを実際に操作して確かめた。今後防除作業の受託を請け負っていく。本格稼働は次年度からで、受託料金については10㌃当り3,000円(一斉防除)前後を予定。薬の混用や不定期の防除については金額が変更になる見込みだ。