宮城全共出陣 渡部英二さん、前田博孝さんが長崎県代表に
 投稿日時: 2017-10-13 (190 ヒット)

田上市長(真ん中)と代表者の渡部さん
(右から2番目)と前田さん(一番右)
(8月28日 長崎市桜町=長崎市役所)

 9月7日から11日にかけて宮城県で開催される第11回全国和牛能力共進会に、JA長崎せいひ管内からは「長崎和牛・出島ばらいろ」の生産者である渡部英二さんと前田博孝さんが生産する出品牛が長崎県代表牛に選ばれた。

 全国和牛能力共進会(通称「全共」「和牛のオリンピック」)とは、全国の優秀な和牛を一堂に集めて改良の成果や優秀性を競う全国大会で、5年に1度開かれる。雄牛・雌牛の体型の良さなど改良成果を月齢別に審査する「種牛の部」と、枝肉の状態で脂肪の入り具合などの肉質を審査する「肉牛の部」があり、全国各地の代表牛約500頭が出品される。優秀な成績を収めると和牛ブランドの市場価値が全国的に高まるということで、まさに威信をかけた戦いとなる。第10回大会は長崎県で開催され、管内から出場した渡部英二さんが見事に全国一位の称号となる内閣総理大臣賞を受賞した。渡部さんは今大会も出場し2連覇を目指す。

 長崎県代表となるのは「種牛の部」で18頭、「肉牛の部」で8頭。肉牛については1年半ほど前から59頭の牛を選考し、県内から選んだ15戸が大会に向けて丹精を込めて飼育をしてきた。その中から更に選抜し、渡部さんと前田さんの出品牛を含む8頭の代表牛を選んだ。8月24日には全国和牛能力共進会「長崎和牛」推進協議会がサンプリエールで「長崎県代表牛」出品者壮行会を開き、出品者らに褒賞を授与し激励した。

 更に渡部さんと前田さんは8月28日に長崎市役所を訪れ、田上富久市長に大会に向けた決意を表明。渡部さんは「前回のこともありプレッシャーを感じているが、牛自体は思った通りに育てることができた。よい成績が出せるよう最後まで努める」と話し、前田さんは「初めてのことで大変プレッシャーがあるが、負けないように一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。田上富久市長は「長崎和牛・出島ばらいろは数少ない農家がレベルを落とさず精根込めて生産してきた和牛である。長崎市の大きな喜びであり自慢でもあるその和牛を名物の1つとして未来につなげるため、頑張ってほしい」と激励した。