ゆでぼし大根の生産を長年に渡り牽引 大西海ゆでぼし大根部会県民表彰
 投稿日時: 2018-05-07 (406 ヒット)


松本部会長による謝辞
(1月29日 長崎市長浦町=琴海支店)

 大西海ゆでぼし大根部会が平成29 年長崎県民表彰を受けた。長年に渡りゆでぼし大根の生産に取り組み、その牽引役として県内外において消費宣伝活動等による知名度の向上に尽力するなど、農林業の発展に貢献したことが評価され優良団体に選ばれた。

 ゆでぼし大根は西海市が日本一の産地となっている長崎県の特産品で、大根(品種「大栄大蔵」)を千切りにしてから茹で上げ、寒風にあてて旨味を凝縮。ほんのりとした甘みが特徴だ。栽培から加工まで、商品の均一化と品質向上を図りながら同部会が一丸となって生産する。JA でゆでぼし大根の販売を開始したのは昭和30 年代。昭和42 年にゆでぼし大根部会を結成した。大根を干すやぐらを竹製から鉄の金網へと変更、大型低温貯蔵施設の整備などの発展を経て、第40 回日本農業賞集団組織の部(県代表)最優秀賞をはじめとし数々の栄誉ある賞を受賞。生産にこだわりを持ちながら知名度向上に向けた取り組みに尽力し、農林業振興へ多大な貢献をした功績が高く評価され、今回の受賞に至った。現在15 人の部会員で生産し、昨年産の生産量は122㌧。10 年後には部会員数の減少や高齢化による生産量の減少が懸念される中、安定的な販売に向けて130㌧前後の生産量を確保するため、農地の基盤整備や労力確保のための対策を行っていく。

 3月26 日に西海市西彼町の魚魚の宿で開いた祝賀会では、発起人として野口良德組合長が「昭和30 年代から、先人の先見の明があり第6次産業を確立してきた。頼もしい団体となり、全国に向けたPR と共に農業の地位向上に貢献したことで表彰された。農業振興の牽引者として、今後も誇りを持って進めていただくことに大いに期待する。JA も大西海ゆでぼし大根部会を見習っていきたい」とあいさつ。同部会松本英喜部会長は「部会が発足して早半世紀、受賞は先人の方々の努力の成果だと実感している。これを糧とし、部会一丸となってゆでぼし大根の伝統を少しでも長く受け継いでいきたい。そして今後、基盤整備、労力支援、関係機関との連携を取りながら、課題を1つずつクリアしていきたい」と話した。

 

 


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