「田祈祷祭」で豊作祈願
 投稿日時: 2018-08-09 (241 ヒット)

田に立てられ、風になびく御幣

玉串を捧げる北島総代会会長
(25日、諫早市多良見町)

 喜々津支店は長崎県諫早市喜々津地区で行う伝統行事「田祈祷祭」を後世に引き継いでいこうと、毎年その開催を支援している。6月25 日に阿蘇神社(諫早市多良見町)が主催し、地元関係者ら約30 人が集まって五穀豊穣と地域の農産物の豊作を願った。

 同祭事は喜々津地区で引き継がれる伝統行事。田植えを手植えしていた頃は部落皆で協力し合い、全員の田植えが済むと部落ごとに田祈祷し祭りを行ったという。当時は贅沢品だったお米も祭りの時は食べることができ、地域農業にとって一大行事だった。近年米作りが機械化したことで部落ごとの田植えを行わなくなり、部落ごとではなく地域ごとに田祈祷祭を行うようになった。現在も喜々津地区の大切な伝統文化として継承し、地域皆で豊作を願っている。

 祭事では同神社総代会北島勝幸会長をはじめとする参加者らが順次玉串を捧げ拝礼した。終了後には水が枯れないよう願いを込めた御幣を持ち帰り田の水口に立てた。御幣は田に稲穂が実り収穫されていくまで立ち続ける。