ブランド率向上と安定生産目指す 柑橘部会通常総代会
 投稿日時: 2018-08-29 (199 ヒット)

あいさつをする山口部会長
(6月4日、時津町日並郷)

 柑橘部会は6月4日に時津町北部コミュニティセンターで通常総代会を開いた。マルチ被覆対策によるブランド率向上と安定した生産量の確保を目指す。

 平成29 年産は低温の影響により発芽が遅れ、更には発芽から温暖に推移したことによって開花までの期間が不足し、花卉の充実不足などが生育当初より懸念されていた。着花については早生温州までは概ね確保されていたものの、普通温州では多くでバラつきが見られ、相対的に裏年となった。このような状況から産地パワーアップ事業及びJA 長崎せいひの農業生産強化支援事業によるマルチ推進と並行して、マルチ専門研究会を地区ごとに実施。積極的な品質向上対策に取り組んだ。結果、糖度は8月上旬まで順調に向上したが、例年同様に天候不順の影響により、目標とするブランド率に達することができなかった。しかしながら一方で販売状況については、全国的な品質低下などが要因となり苦戦したものの、早生温州以降においては、全国的な出荷量減の影響などから好調な販売結果となった。

 今年度は所得増加を目指す取り組みとして、ブランド率向上の実現と安定した生産量の確保をカギとし、マルチ被覆の目標を設定し、園地の環境整備、被覆資材の適正化など被覆方法の改善に努める。更に今後の対策として、部会員の高齢化や後継者不足、兼業化の問題に対処して産地を残していくため、集荷対策など具体的かつ効果的な取り組みを講じていく必要があるとした。山口賢剛部会長は「できることから課題を解決しつつ、所得向上につなげたい」とあいさつした。