塩害からの回復目指す【日吉いちご部会】
 投稿日時: 2019-11-27 (150 ヒット)

対策講習会の様子

   日吉いちご部会は、9月下旬に上陸した大型の台風17 号の影響で発生した塩害被害からの回復を図ろうと10月2日、日吉農産物集出荷場(長崎市飯香浦町)で対策講習会を開いた。
    今回発生した塩害は台風後の降雨が少なく、海から運ばれた塩分が流されなかったことが原因と考えられる。長崎市日吉地区で大きな被害になったのは13年ぶり。海の近くに圃場が多いため8割の圃場で被害を受けた。一部の圃場では台風に備えて被覆したシート類も剥がれ、台風通過後に散水をしても、既に塩分が固まり思うようには流れなかった。新芽が出つつあるものの、葉や茎が枯れて一番果の生産量を例年の4割と予想する。
    二番果以降の生産量を回復させ、五番果までに昨年並みの収量を取り戻そうと開いた同講習会では、部会員を始め県やJA 全農ながさき、JA 職員ら約20 人が参加。葉が枯れて少なくなり、光合成能力が小さくなっていることから、最大限光合成させるための対策などを確認した。野口澄廣部会長は「年内の需要期が不安であるが、対策をしっかりして回復に努めていきたい」と話した。